ドラマの話
- 2012/01/22
- 01:27
ついにスカパーの衛星劇場とホームドラマチャンネルを契約してしまいました。割引とかがあって少し安く見られるようです。さすが有料チャンネル、ドラマの途中でCMがないのに感激しました。お目当ては「王女の男(姫の男)」と「家門の栄光」。「逆転の女王」も字幕で放送されているので、そちらもしっかり録画しています。いわゆる“パク・シフ祭り”状態です。
パク・シフさんファンの方のブログで「王女の男」韓国版DVDにあるインタビューを拝見した中に、「“キム・スンユ”がまだ抜けていない」「抜け出そうと努力するのだが、忘れがたい作品なので難しい」と言うパク・シフさんの話がありました。そういった俳優さんの状態に今回初めて、納得がいきました。仕事とは言え、数ヶ月間ドラマの中の人物になり切るのです。リアルに表現できればできるほど良い作品になるわけで…。感動した視聴者ですら物語から離れがたく、動画を探したり、あらすじサイトでストーリーを何度も読んでみたり、しているわけですから、当事者はいかに演技のプロとは言え、人間の感情は簡単にコントロールできるものではないので、成功を収めれば収めるほど、次の仕事へ気持ちを切り替えるのは難しいだろうなと思いました。ものすごく劇的な展開の物語でしたものね。韓国の俳優さんは結構素直に本音の部分を話すのが新鮮です。
昨年は「仁」の続編を見て、珍しく日本のドラマにはまりました。で、夏以降は「王女の男」です。「ミタさん」は数話動画サイトで見て、あとネットでストーリーはつかんでいますが、それほど惹かれませんでした。ベクトルが韓国ドラマに向いていたからかもしれません。今は「太陽を抱いた月」に興味津々です。ヒロインの女優さんが「赤と黒」で苦手だったのでネックですが、物語自体はファンタジーで楽しめそうです。何より子役たちの演技がすばらしいのだとか。「王女の男」を見ていたときのように、いろいろな情報にアンテナを張っています。ただ、リアルタイムで見るのは難しそうですね。子役の演技と言えば、「根深い木」のソン・ジュンギさんの演技が話題になっていました。こちらはあらすじサイトのお世話になっても今ひとつ話の内容がつかめないので、日本語訳がついたものが放送されるまでの楽しみに取っておこうと思います。
先日「家門の栄光」の2話目を見ました。無知で場違いな発言をする父親のそばで、目をきょろきょろさせながらそっと諫めるパク・シフさんの演技が秀逸でした。教養がなく背伸びをしようとする父親を包容しつつ、見下す世間の視線の前にたじろがず、卑下しないで堂々と渡り合おうとしています。このあたりはすごく表現が難しいだろうな、と思いながら見ていました。ストーリーは知っているので、パク・シフさんがどんな演技を見せてくれるのか興味深いです。
でも実は一番興味深かったのは、お葬式の場面です。王様が亡くなったときに上着(?)を屋根の上で振る場面はドラマで見たことがありますが、一般の人も正式にはそうするのでしょうか。「宗家」が、先祖代々つながった歴史を持っている家柄だと言うのはわかったのですが、それと昔の身分制度とは関係があるのでしょうか。「宗家」=「両班」と言うわけでもなさそうだし…。歴史学専攻の学生が弔問を兼ねて見学に来る場面は、この葬儀のやりかたが文化的遺産に匹敵するものだと感じさせました。そして、現代韓国ではもうあまり見られない光景かもしれないことも。これから先も韓国の伝統的な風習が出てきそうで、おもしろそうです。
パク・シフさんファンの方のブログで「王女の男」韓国版DVDにあるインタビューを拝見した中に、「“キム・スンユ”がまだ抜けていない」「抜け出そうと努力するのだが、忘れがたい作品なので難しい」と言うパク・シフさんの話がありました。そういった俳優さんの状態に今回初めて、納得がいきました。仕事とは言え、数ヶ月間ドラマの中の人物になり切るのです。リアルに表現できればできるほど良い作品になるわけで…。感動した視聴者ですら物語から離れがたく、動画を探したり、あらすじサイトでストーリーを何度も読んでみたり、しているわけですから、当事者はいかに演技のプロとは言え、人間の感情は簡単にコントロールできるものではないので、成功を収めれば収めるほど、次の仕事へ気持ちを切り替えるのは難しいだろうなと思いました。ものすごく劇的な展開の物語でしたものね。韓国の俳優さんは結構素直に本音の部分を話すのが新鮮です。
昨年は「仁」の続編を見て、珍しく日本のドラマにはまりました。で、夏以降は「王女の男」です。「ミタさん」は数話動画サイトで見て、あとネットでストーリーはつかんでいますが、それほど惹かれませんでした。ベクトルが韓国ドラマに向いていたからかもしれません。今は「太陽を抱いた月」に興味津々です。ヒロインの女優さんが「赤と黒」で苦手だったのでネックですが、物語自体はファンタジーで楽しめそうです。何より子役たちの演技がすばらしいのだとか。「王女の男」を見ていたときのように、いろいろな情報にアンテナを張っています。ただ、リアルタイムで見るのは難しそうですね。子役の演技と言えば、「根深い木」のソン・ジュンギさんの演技が話題になっていました。こちらはあらすじサイトのお世話になっても今ひとつ話の内容がつかめないので、日本語訳がついたものが放送されるまでの楽しみに取っておこうと思います。
先日「家門の栄光」の2話目を見ました。無知で場違いな発言をする父親のそばで、目をきょろきょろさせながらそっと諫めるパク・シフさんの演技が秀逸でした。教養がなく背伸びをしようとする父親を包容しつつ、見下す世間の視線の前にたじろがず、卑下しないで堂々と渡り合おうとしています。このあたりはすごく表現が難しいだろうな、と思いながら見ていました。ストーリーは知っているので、パク・シフさんがどんな演技を見せてくれるのか興味深いです。
でも実は一番興味深かったのは、お葬式の場面です。王様が亡くなったときに上着(?)を屋根の上で振る場面はドラマで見たことがありますが、一般の人も正式にはそうするのでしょうか。「宗家」が、先祖代々つながった歴史を持っている家柄だと言うのはわかったのですが、それと昔の身分制度とは関係があるのでしょうか。「宗家」=「両班」と言うわけでもなさそうだし…。歴史学専攻の学生が弔問を兼ねて見学に来る場面は、この葬儀のやりかたが文化的遺産に匹敵するものだと感じさせました。そして、現代韓国ではもうあまり見られない光景かもしれないことも。これから先も韓国の伝統的な風習が出てきそうで、おもしろそうです。
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